ケチャップ香り立つ!ナポリタンの旨い店7選・首都圏版

横浜の人気店

さて、ナポリタンと言えば横浜を外すことはできないでしょう。横浜には「日本で最初に云々」という場所やモノが多いのです。実はナポリタンもそのひとつです。


ここでの注目店は、洋食系の老舗大衆食堂「センターグリル」です。ここは戦後昭和21年の創業で、愛され続ける町の洋食屋がキャッチフレーズです。店は小さな喫茶店のような造りで、メニューは大きくオードブル、スープ、魚介料理、肉料理、パスタ、ランチ、玉子、サラダ、ライス・トーストというように9ジャンルに分かれています。そしてメニューはざっと70種類もあります。


面白いのはこれらを「ランチ」としている点で、それ故「愛され続ける町の洋食屋」なのです。ただしランチはランチタイムだけではなく、1日中注文できます。こんなことから度々テレビ番組に登場しています。


ここのスパゲティーは太麺(ボルカノの2.2mm極太)で、もちもち感を出すため、茹でた後ですぐに水にさらして、サラダ油を混ぜ、一晩寝かせているそうです。注文を受けたら、この麺を具材と一緒に炒め、ナポリタンならケチャップで味をつけてできあがりですから、出てくるのも早いのです。


ちなみにケチャップを少々煮詰めるというポイントもあるようです。もともとスパゲティ・ナポリタンが誕生したのは、横浜「ホテルニューグランド」で、「センターグリル」の創業者は、「ホテルニューグランド」の初代総料理長のもとで修業を積んでいたそうです。


ナポリタンの具材はハム、玉ネギ、ピーマン、マッシュルームで、粉チーズはたっぷりとかかっています。もちろんホテルニューグランドにも「ザ・カフェ」というレストランがあって、ナポリタンは人気メニューになっています。